にしお市民活動情報サイト団体活動紹介災害救援活動大規模自然災害時のトイレ事情を考察してみました(その2)。

大規模自然災害時のトイレ事情を考察してみました(その2)。

公開日:2025年06月29日 最終更新日:2025年06月29日
登録元:「ぼうさい240

「トイレ事情を考察(その1)」では、災害時トイレの種類と特徴に少し触れてみました。西尾市で大規模地震が発生したとき、西尾市のトイレ事情はどうなのだろう・・・少し考えてみる事に・・・。

南海トラフ地震等 大規模地震が起きた時、西尾市の避難者は発災日の約7万人から発災1ヶ月には約10万人を超えるとされています。またライフラインの被害で下水道機能支障人口は約8万人と予測されています(西尾市地域防災計画令和6年修正より)。

西尾市内トイレの処理は下水道、及び し尿収集業者による回収(汲み取り)からの西尾市し尿処理施設(西尾市浄化センター)での処理だと思います。下水道機能支障がどれだけトイレ使用に影響するのか・・・、ひとまず今後の課題として。 また、下水道・汲み取り式トイレには、【水が必要】です。断水していても速やかな給水が求められます。

その2

下水道管路が無事でも、肝心な『し尿処理施設(西尾市浄化センター)』や『し尿収集業者』、可燃ごみとしての『西尾市ごみ処理施設(西尾市クリーンセンター)』が被災し機能しなければ他市町に支援をいただく必要があると思います。

災害時の救助・復旧に関して、自衛隊員さん 調査・行政応援の方々 災害ボランティアさん等、様々なところから1日数千人規模 多くの方々に救助・復旧支援をお願いする事になるかもしれません。救助や初動の復旧には多くのマンパワーが必要不可欠。

 

避難場所はもちろん、救助・復旧活動場所にもトイレは必要です。そのためにも 被災時、速やかにトイレを整備し避難者のみならず 多くの救助・復旧活動支援者を受け入れられるようにする事も重要課題だと思います。

 

 

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