にしお市民活動情報サイトアクティにしお取材報告【西尾市】令和3年度西尾市ボランティア支援本部設置運営訓練開催

【西尾市】令和3年度西尾市ボランティア支援本部設置運営訓練開催

公開日:2022年06月21日 最終更新日:2023年01月30日

詳細

令和3年11月7日(日)9:00~西尾市総合福祉センターに於いて『西尾市ボランティア支援本部設置運営訓練』が開催されました。

訓練は、ボランティア支援本部が地震や風水害などの災害発生時にどのような対応をするかのシュミレーションとして行われました。

各班、それぞれの行動を訓練し、その後、意見交換。その後愛知県防災危機管理課松浦課長補佐より講評がありました。

アクティにしおの登録団体「西尾災害ボランティア会議」や個人ボランティアのメンバーも参加。
有事に備えて大変有意義な訓練となりました。


「災害ボランティア」さんの団体活動紹介はトップページ>団体活動紹介>「災害ボランティア会議」さんをご覧ください

取材先地図『西尾市総合福祉センター』をご覧ください。↓
https://www.google.com/maps/d/u/0/edit?hl=ja&mid=1FPvrAjTdde4kolfvxDvAvNWl005Lf0G4&ll=34.86916241702352%2C137.05543924984588&z=18

<災害ボランティア活動の流れ>

 事前オリエンテーションから始まり、受付・ボランティア保険の申込・マッチング・活動オリエンテーション・資機材の貸出・活動報告書提出まで行います。

 市役所地域つながり課手嶋課長より挨拶。
 「今日はシナリオは無い。実践して下さい。スムーズにいかないとは思うが、実際の災害時にその経験が役立つと思う。反省点などの意見交換に積極的に参加して欲しい」

 市役所地域つながり課の担当者より、訓練の概要説明がありました。
 「協力団体・個人ボランティアの方は、運営に。
 以外の方は、駆け付けボランティアとして活動してください。」
 それぞれの役割を発表し、準備をしました。

訓練の始まりです。
 災害設定は11月1日の地震発生後に大津波が発生し、福地・上横須賀まで津波が来たが、7日経って現在は概ね海水が引き、一色町の小藪・細川・間浜・千間の広範囲にわたり海水が50㎝ほど残っている状況で、やっと災害ボランティア支援本部が設置された想定です。

〈ボランティア班〉 
 事前オリエンテーション、受付、ボランティア保険の申込を担当します。
 今回は災ボラQRというシステムを導入しコロナウイルス感染対策に一役買っていました。

 ボランティア活動希望の人の受付は、わかりやすい記入が原則。
・書類や胸元に貼るガムテープの名前はカタカナで記入。ボランティア経験者と初めての方と色分けしました。
・付箋に自分の名前を記入。
 準備の出来た人は、マッチング班の部屋に移動します。

〈マッチング班〉
 ボランティア活動紹介、活動オリエンテーションを行います。
 ①炊き出し
 ②がれき撤去など
それぞれ、ボランティア可能な場所に名前を書いた付箋を貼っていきます。

 ある程度人数が集まったら、各班に分かれ、説明を聞きます。
 ・集合場所
 ・集合時間
 ・持ち物など
詳細を把握した後、資機材を借り受け、現場に向かいます。

〈ニーズ班〉
 ニーズの受付を担当。対面や電話で情報を収集。名前、住所、年齢、電話番号、被災状況など詳しく聞き取ります。

ボランティアとしての心構えは
・自分の出来る事を無理なく行う
・宿泊、飲食などは自己完結
・宗教、政治、営利目的に関係しないように注意。

 第3集会室にて意見交換・講評が行われました。
 ボランティアとして、被災者の気持ちをくみながら、自立を支援しましょう。
 

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