にしお市民活動情報サイトアクティにしお取材報告第4回 灯りに祈りを込めて「心ひとつに3・11」東日本大震災追悼と復興への集い

第4回 灯りに祈りを込めて「心ひとつに3・11」東日本大震災追悼と復興への集い

公開日:2022年05月29日 最終更新日:2023年01月30日

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 平成28年3月11日(金)、西尾市満全町の康全寺において「東日本大震災被災物故者追悼法要」が行われました。

 平成23年3月11日の東日本大震災から5年。この震災で多くの方が亡くなられました。未だに行方の分からない方もおられます。また、今現在も不自由で苦しい生活環境で、日々を送っておられる方も多くいらっしゃいます。
 そうした方々の鎮魂と心の安穏を祈るため、追悼法要とキャンドル点灯が行われました。
  
 点灯式後には、講演「巨大地震への備え」、西尾中学校の生徒による「防災への取り組み」発表も行われました。

 授業を終えて、自転車で集合した西尾中の生徒たち。
 たくさんの生徒がお手伝いに参加してくれました。

 行灯を制作してくれたのは、西尾小・花ノ木小・西尾中の皆さん。  
 心のこもったメッセージがカラフルに書かれています。


 良い天気ではあったのですが、時折強い風が半紙をめくってしまいます。
 先生と一緒に丁寧に直しの作業中。

 「絆」の字が完成

「一人じゃない」「ただ前へ」「大丈夫みんながいる」「いつか幸せが訪れますように」「一日でも早く心の復興ができますように」

 お堂に通ずる石畳の両側にも、きれいに並べられました。

 本堂で第一部の追悼供養(法要)が終わり、境内に出ると、おしるこの接待が(*^_^*)
 アクティにしおに登録されているボランティアさんや学校の先生方、女子生徒が手伝ってくれます。

 そろそろ日が暮れ始め、点灯式に。
みんなで手分けして行灯に火を灯します。
 想いを込めて。

 恐る恐る、点灯作業をする男子中学生…。
大丈夫…かな?

 

 第二部 講演・活動発表-3.11東日本大震災を忘れない-と題し、西尾市危機管理課の方から西尾を襲う南海トラフ巨大地震への備えを学びました。

 また、西尾中学校生徒の皆さんによる、防災への取り組み発表も行われました。

  
 

 行灯の優しい灯りが、心を落ち着かせます。
 鎮魂を想い、静かに祈ります。

 一人ひとりが寄り添い、絆をはぐくみながら、希望を平和を望みます。
 

 「心ひとつに3.11」
灯りに祈りを込めて。。。

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