にしお市民活動情報サイト取材報告 高齢者生活支援支え隊スキルアップ研修が開催されました。

高齢者生活支援支え隊スキルアップ研修が開催されました。

公開日:2022年12月15日 最終更新日:2023年01月30日
登録元:「アクティにしお

詳細

令和4年12月8日(木)9:15~12:00

 西尾市役所 5階51会議室において、高齢者生活支援支え隊を対象に、スキルアップ研修が行われました。
コロナ対策のためA・Bグループに分け、各1時間15分の研修となりました。
「支え隊」とは、西尾市の長寿課が主体となって、高齢者の生活支援の一環を担う組織です。公民一体となって支えていこうというものです。
現在、支え隊メンバーは280名を超えています。
 支え隊スキルアップ研修は初の試みで、111名の皆さんが高齢者の話し相手などコミュニケーションを図るうえで大切な「傾聴」について学びました。 
 講師には、メンタルケア心理士で傾聴アソシエの倉内千晴氏をお迎えし、有意義な研修会となりました。

 「特非)やらまいか人まちサポート」の団体活動紹介はトップページ>団体活動紹介>「特非)やらまいか人まちサポート」をご覧ください

取材地図は「西尾市役所」をご覧ください。
https://www.google.com/maps/d/edit?hl=ja&mid=1pwXEeYjfLhu2bti1maZfx4zRDQSq0eOt&ll=34.899246089615716%2C137.04262385&z=12

 講義開始30分前には、続々と受講者が受付をすませ、着席してみえました。
 なかには「今日の講義、楽しみにしていた。下調べもしてきたよ。」という方も…。

 オリエンテーションが始まり、いよいよ講議開始です!

 今回の参加者の皆さんは、高齢者生活支援「支え隊」の活動をしている方々。
 コミュニケーションをとる中で「傾聴」は、最大ツールの一つです。

 聴く姿勢はについて。
「真正面に座らず、あごに視線を向ける」
「柔和な目で相手を包み込むように見る」
なるほど…

「深くゆっくり、声のトーンは低めに。声が高めの女性は少し気をつけましょう」
など、話すときの注意点がわかりました。

 『傾聴とは?』の講義内容に
皆さん、真剣に耳を傾け、メモをとっていました。
 言葉を発する割合は、話す側6割・聴く側4割がベスト。などのお話がありました。

『傾聴の技法の基本とは?』
・相手の言葉を少し良い言葉に変えて返すといい。
・話されたことをまとめて伝えてみると「よく聴いてくれてる」と嬉しく思う。
・自分の感情は絶対に言わない。
・自分のフィルタに持ちこまず、自分の経験は話さない。

 演習では、傾聴の練習をしました。5分ずつ聴く側、話す側になって実践してみました。
 つい自分の事を、しゃべりたくなってしまいます…。

 受講を終えて、「勉強になりました。楽しかったです」「話しの聴き方って教えてもらうことがなかった。実践してみます。」と話されておられました。
 小さな困りごりとを近くの支え隊が支えに来てくれる。
独りじゃないということが安心につながりますね。
傾聴に心掛け、心の声を聴くことが出来たら、より温かいコミュニティが創られていくのでしょうね。
熱心に学ぶ姿勢が印象的な講演会でした。

この情報は、「アクティにしお」により登録されました。

この記事をチェックした人はこんな記事もチェックしています