にしお市民活動情報サイトぼうさい240団体活動紹介災害救援活動大規模自然災害時のトイレ事情を考察してみました(その1)。

大規模自然災害時のトイレ事情を考察してみました(その1)。

公開日:2025年06月28日 最終更新日:2025年06月29日

南海トラフ地震等、大規模災害が発生したときは、ライフラインが使えなくなる可能性があります。トイレに行きたくてもトイレが使用できず我慢をしすぎると、健康に重大な被害をもたらす場合があるそうです。膀胱炎や腎臓への負担、さらには血圧の変動など体に悪影響を与える可能性があります。トイレを我慢して水分を取らない事で、「エコノミークラス症候群」の恐れがあるそうです。

災害時のトイレ事情を少し調べてみました。まず、災害時におけるトイレの種類を調べてみると・・・(ぼうさい240調べ)。

内閣府防災情報   避難所におけるトイレの確保・管理ガイドラインより

トイレの種類

 

上記をぼうさい240で簡単イメージ分けしてみました。

 ①   マンホールトイレ・・・・・・西尾市設置・・・・・・・・・・・下水道使用

 ②-1 仮設組立式トイレ・・・・・・避難施設等・・・・・・・・・・・汲み取り式

 ②-2 仮設トイレ・・・・・・・・・・・・建設現場等レンタル・・・汲み取り式

 ③-1 簡易トイレ・・・・・・・・・・・・ポータブル・組立式・・・保管・回収

 ③-2 携帯トイレ・・・・・・・・・・・・携帯・備蓄・緊急・・・・・保管・回収

 

下水道が問題無ければ、自宅や各施設等で使用できトイレ問題の低減がされ、逆に下水道が使用できない場合は汲み取り式等使用 又は保管・回収処理となる。

汲み取り式では、し尿収集業者と し尿処理施設(西尾市浄化センター)の役割が重要。  民間業者(収集)と西尾市(処理施設)の連携がとても重要になります。民間業者と西尾市の連携が取れなかったり、し尿処理施設が使えない時は、保管回収処理式トイレにて可燃ごみ処理など。

保管・回収処理式は、可燃ごみとして ごみ処理施設(西尾クリーンセンター)で処理されます。ごみ処理施設が機能しない場合は、衛生管理 一時保管を厳重に行う必要があると思います(西尾市災害廃棄物処理計画からの見解)。

携帯トイレ型(保管回収)は、被災直後の数日使用に限り、出来るだけ速やかに下水道使用・汲み取り可能なトイレが望まれます。

 

災害時のトイレ事情は西尾市滞在者のみならず、復旧に携わってくださる自衛隊、入市される関係行政機関や関係組織災害ボランティアさん等、多くのご支援いただく方々の事を考慮する事も重要だと考えます(活動の円滑・迅速化)。

  

        ※その2では、西尾市の実情から考察してみたいと思います。

 

 

 

 

 

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