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災害時における避難・復旧活動施設等でのピクトグラム活用(提案済その1)

公開日:2024年08月16日 最終更新日:2024年08月17日

先日、2024パリ五輪が閉幕しました。

前回の2020東京五輪では競技のピクトグラムが話題になりましたね。

 

ピクトグラム、図記号(絵文字)は外国語圏の人や文字が見えにくい人、子どもにもお年寄りにも 直感的に情報を伝える事ができます。

よく目にする「非常口」や「トイレ」等の図記号は公共施設等でも多く使用認知され、離れたところからでも判りやすいと思います。

標準3

 

先ほど触れた、競技ピクトグラムでは毎回オリジナルの図記号が用いられているみたいです。

例えば柔道(左から1964東京・TOKYO2020・パリ2024)   バレーボール(柔道と同じく)

柔道バレー2

パリ五輪では、視覚的わかりやすさよりも デザインを重要視した図記号にしたそうです。

 

ピクトグラム、図記号は ISO(国際標準化機構)やJIS(日本産業規格)で規格化等されたものもあります。防災関係では災害種別のもの 津波避難ビル等よく目にしますね。

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『 ぼうさい240 』では、防災など安全面に関する図記号は統一されたものが良いとの見解です。五輪のピクトグラムにみられるように、一つのものに複数の表現(ピクト)があると困惑・混乱を招きかねない恐れがあるという理由からです。津波・土砂災害・避難・救護や飲食等表示での混乱も避けたいところです。そこで視覚的にも判り易い統一された防災関係のピクトグラムがないか調査をしました。  個人や企業、団体等で様々な 防災に使えそうな図記号が作成されているみたいです。ですが、やはり統一性が・・・。

その中で、「避難所案内用ピクトグラム」は東三河の8市町村(東三河地域防災協議会)で既に取り入れられているとの事。JIS規格をベースに多言語を取り入れられている印象をもちました。

「避難所案内用ピクトグラム」の制作者様に許可を頂き、愛知県及び西尾市に「避難所案内用ピクトグラム」の導入活用提案をさせて頂いています(2022)。

案内用3

【避難所案内用ピクトグラム】 https://ba.sozo.ac.jp/tmiwa/pict/index.html

 

災害時における避難・復旧活動施設でのピクトグラム活用(提案済その2)では、この防災関係ピクトグラム活用の有効性と使用提案に触れてみたいと思います。

※「避難所案内用ピクトグラム」に関しての記載含め、制作者様の許可を頂いています。

 

 

 

 

 

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