にしお市民活動情報サイトアクティにしおお知らせ高齢者のための熱中症対策 ~熱中症の予防には、水分補給と暑さを避けることが大切です~

高齢者のための熱中症対策 ~熱中症の予防には、水分補給と暑さを避けることが大切です~

公開日:2024年06月21日 最終更新日:2024年06月21日

高齢者のための熱中3
    <高齢者のための熱中症対策> 

暑くジメジメした季節がやって来ました。
この季節になると増えるのが熱中症です。
その熱中症による救急搬送者の約半数は高齢者です。
高齢者は、暑さに対する感覚機能や体の調節機能が低下しているため、熱中症のリスクが高くなりますので、ご家族や周りの方々も注意を払ってください。

◇高齢者の熱中症にかかりやすい特徴
(1)体内の水分が不足しがちです
高齢者は若年者より体内の水分量が少ない上、体の老廃物を排出する際にたくさんの尿を必要とします。
(2)暑さに対する感覚機能が低下しています
加齢により、暑さやのどの渇きに対する感覚が鈍くなります。
(3)暑さに対する体の調節機能が低下します
高齢者は体に熱がたまりやすく、暑い時には若年者よりも循環器系への負担が大きくなります。

◇高齢者の熱中症を防ぐための注意点
(1)のどの渇きを感じなくても、早め早めにこまめな水分補給を心がけましょう
(2)「温湿度計」で室内温度をこまめにチェックし、エアコンや扇風機を上手に使用しましょう
(3)エアコンや扇風機が苦手な人は、設定温度や風向きを調整するなど、工夫してみましょう
(4)風通しの良い涼しい服装で過ごしましょう

◇高齢者のお世話をする人が注意する点
(1)体調:元気か、食欲はあるか、熱はないか、脇の下、口腔の乾燥具合
(2)具合:体重、血圧の変化、心拍数、体温
(3)環境:世話をする人がいない間の過ごし方、部屋の温度や湿度、風通し、換気、日当たり
                                         

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