防災! 場所の表示・共有 方法( タイル座標 編 )
土砂崩れや津波・高潮などの災害が発生しそうな場合、又は発生した場合は危険箇所を知り伝える事も大切です。
国土地理院地図(重ねるハザードマップ含)では、タイル座標が表示できるようになっています。 「タイル」という名前の通り、建物の壁や道路の歩道などで見かけるタイルと同じく、敷き詰められて利用されるものです。
災害時の被害想定区域や実際に被害にあった時など、被害等のエリアを具体的に表示でき、共有・伝達に有効だと思います。
上記(重ねるハザードマップ抜粋例)で、地域名や集落名、平野部の範囲(エリア)を表現しようとしても難しい場合があると思います。また、地域外の人はその地名も馴染みがないかもしれません。津波や洪水の浸水範囲やその程度、堤防損傷範囲、広範囲な土砂崩れ、集落の倒壊範囲、車中泊避難のエリア、火災延焼範囲など等・・・。
このタイル座標を活用する事により、速やかにエリア(範囲)の共有・伝達ができると思います。
表示倍率(ズームレベル)は0~18。
ズームレベル最大は18で一辺が約125m、17の一辺は約250m、16の一辺は約500m、15の一辺は約1000m。 集落、町内会、学校区、地区、などの目的によってズームの使い分けをしてそれぞれの防災にも役立てられるのではないでしょうか。。
津波・洪水等の浸水期間が長期化する可能性もあると思います。
その状況の変化を、随時共有する時も大きな役割を担えると思います。
一度、現在地や気になるエリアのタイル座標を検索してみてはいかがでしょうか。。。
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